循環器内科医の本棚

循環器内科医による患者さん、一般内科医、研修医のためのブログ

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

患者さんのための パルスオキシメーター

コロナですっかり一般の方々にもなじみとなった、パルスオキシメーター(酸素飽和度測定器)。 何がわかるの?どのような仕組み?使うときに注意することはあるの? これらの疑問に答えていきます。

患者さんのための 心臓の基礎知識

心臓について患者さん向けに解説しています。

患者さんのための 危険な胸痛の特徴

胸が痛くなる病気には心臓、血管、肺、食道、胃、筋骨格系、精神的なものなど多岐に渡りますが、胸が痛い病気の中には心筋梗塞など命に関わるこわい病気が含まれている場合があります。 症状だけでは病気を診断することはできませんが、典型的な要注意症状を…

γ(ガンマ)計算 わかりやすい早見表

γ計算で投与する薬剤、いちいち計算が面倒ですよね。ドパミン、ドブタミン、ノルアドレナリン、ランジオロール、hANPのγ計算早見表を作成しました。

こんなときどうする?発作性心房細動 入院編

入院中の患者さんの発作性心房細動は珍しくありません。どのように対処したらよいでしょう?

アスピリンの抗血小板作用-アラキドン酸カスケード

アスピリン内服患者の出血に血小板輸血は必要?それとも不要?アスピリンの抗血栓作用を説明します。

心アミロイドーシスを疑う所見

心不全、徐脈性不整脈、心房細動の背景に心アミロイドーシスが隠れていませんか?どのような場合に心アミロイドーシスを疑ったらよいでしょうか?

アミロイドーシスを診断する

アミロイドーシスは全身に症状を来す病気です。初期には非特異的な症状を来すため、なかなか診断されにくいのが現状です。しかし、今、新しい薬剤の開発により疾患を診断することの重要性が高まっています。 まずはアミロイドーシスを理解し、疑うことが、早…

心筋梗塞後の患者さんに必須の薬4つ

心筋梗塞を起こした患者さん、無事に退院した後も再発予防、心不全の予防やコントロール、気を使わなければならないことがたくさんあります。 心筋梗塞後の患者さんは4つの薬が必須になります。ちゃんと全部入っていますか?

医師のための英会話、どのタイプがいい?

英語ってずっとついて回りますよね。留学する人はもちろんのこと、今は国内学会でも英語で発表、質疑応答を行うものもあります。 英会話を始めたいと思っている方に向けて、いろんなタイプの英会話を経験した筆者がレビューしたいと思います。

抗血小板薬2剤(DAPT)は一生飲み続けるの?

心筋梗塞や狭心症に対して経皮的冠動脈形成術(PCI)を行い、抗血小板薬2剤(DAPT)が始まりました。いつまで飲み続ければよいのでしょうか。

心不全患者さんの外来管理で気を付けること3つ

心不全患者さんが入院治療を終え、無事退院することになりました。入院は総合病院で、外来はかかりつけの先生方に任されることも多いかもしれません。外来管理の際に気を付けることとは?

とりあえずのラシックスにご用心!心不全入院治療編

心不全で入院している患者さん。うっ血や浮腫が改善しないからといって「とりあえずラシックス!」になっていませんか?心不全に対する利尿薬は必須ですが、適切な利尿薬の使い方をするようにしましょう。

CS1心不全 救急外来での対応の実際

救急外来にCS1心不全の患者さんがやってきたら? 75歳男性。数日前から労作時の息切れを自覚していました。今日の夜に急に苦しくなっていてもたってもいられなくなり、救急車を呼び、搬送されてきました。 さて、どうしますか?

心不全の基礎知識 分類と病態

内科医、研修医なら見ない人はいないというくらいの頻度の高い心不全。心不全と言ってもたくさんの病態が含まれています。今日は研修医も知っておくべき心不全の基礎知識をまとめました。